オロジストはすぐに忘れる

アカデミアから抜け切れない理系女子(笑) が備忘録的に書くブログ

骨格診断から外れた隠れ巨乳の末路。

ここ最近まで、長野県は東京都の北東の方角にあると思って居たのですが、先日その話をしていたら、友人も同じでした。

類は友を呼ぶ様です。

おろじです。

 

先日、深夜番組で巨乳だと言われていた某アイドルグループのメンバーよりサイズ的には私の方が大きいという事が発覚しました。

叶姉妹まで迫力があれば胸を張って巨乳だと宣言しますが、しかし私はそんな事はないのです。

というか、トップとアンダーの計測値と実際にフィットするブラジャーのサイズは一致しませんよね。

私も今使っているブラジャーのサイズはC75ですが、計測値は90, 66です。

ってことはG65じゃん!(びっくらこいた!)

でも、Gなんて着けたらカップが余ります。

これは、トップの90という数値が身体の厚み(肋骨の厚み?)に底上げされた値であり、肋骨が薄い人たち(いわゆるナチュラルの人など)とは違い、乳房オンリーのボリュームじゃないからです。

という話はこれ以上発展しないので、ペンディングと言う名のお蔵入りにします。

 

なんの話がしたいのかと言うと「骨格診断には対象範囲があるんじゃなかろうか!」と言う話です。

少し前に友人に誘われて、著名なコンサルタント(?)の方に骨格診断をしていただきました。

私も友人も結果はストレートでした。

試しに、その時のアドバイスを元に服を選んでみたのですが、ことごとく “なんかヘン” 。

(大きな声では言えませんが、診断の時にコンサルタントさんが出してくれた服も “なんかヘン” でした。)

 

なぜか?

 

理由は胸のボリュームだと思われます。

 骨格診断というと “骨格のタイプは痩せても太っても一生変わらない” と言われています。

が、そもそもこの骨格診断というのは普通体型(9ARと呼ばれるサイズ)のバリエーションの話をしているようです。

JISでの基準のスリーサイズは上から83, 67, 91 で、このスリーサイズの円の形の違いだの高さの違いだのの話をしているわけです。

 

誤謬だろ。

 

というのは置いときましょう。

要するに私は、骨格タイプ以前(以後?)の問題だったわけです。

 

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オレンジの線がJIS規格の線、赤が胸が大きかった場合の線です。

(絵はそんなに厳密には描いてないので、イメージ図くらいの扱いです。)

これにストンと落ちるようなハリのある素材のIラインのワンピースを着せます。

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( 絵はチュニックみたいになってますが、ワンピースだと思ってください。)

胸に押し上げられた位置から真下に落ちるので、身体の厚みが尋常じゃないことになります。

見た目的に、スリーサイズが90, 90, 90 になるわけです。

で、アンダーバストで切り替えのあるタイプは似合わない。

どうするか?

選択肢はなかなか広くないです。

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 極端に言えばこういうタイプ。

乳の下の亜空間を生まない物を選ぶのが何だかんだ穏便に済ますコツのようです。

(これは、開き直って骨格ストレートの強みですが、他の骨格タイプより胸筋が発達していて乳房の裾野が広い傾向にあり、また、肋骨と胸筋の底上げがあるので乳房自身のボリュームは小さい傾向にあり、構造上デコルテに厚みがあるため、襟が大きめに空いた服を着てもだらしない印象にはなり辛いと言えます。)

 

骨格診断を受けたけどイマイチという話をSNSでもチラホラ見かけますが、こういったズレはなぜ生じるのでしょうか?

それは、 『現状把握と目標設定をせず、手法のみを取り入れるから』では無いでしょうか。

現在位置や目標位置が異なれば、2点間のベクトルは異なります。

このベクトルだけ移入してくるから訳分からんことになるです。たぶん。

「 “自分が最も美しく見えるバランス” という目標にいかに寄せていくか。」というのがそもそもの話で、現状把握の手段の1つとして骨格診断があるはずです。

 

要はなにが言いたいかというと、「骨格診断は、全能じゃない!」ってことです。

現状把握、問題設定、問題解決手法の検討を全てしてくれて答えを右から左に出してくれる “魔法” じゃないんですね、残念ながら。

 

ということで、骨格診断から外れた隠れ巨乳の末路は「胸がパツパツにならず、ウエストシェイプされたデザインを中心にひたすら試着。」です。

 

 

 

 

 

 

おろじ