【概要】いったい、どれだけの靴が必要なの?
先日、帰って来た夫を出迎えると、なぜか手にはフランスパン。しかも、フルサイズ。
そして、彼は嬉しそうに言ったのです。
「アヒージョが食べたい!」
なぜ、この生物はアヒージョが食べたいと思ってバゲットだけを買ってきたのか、なぜ具ではなくバゲットなのか。
思わず夫の母にラインした おろじ です。
ちなみに、夫の母からは爆笑のスタンプが返ってきました。
今回は「いったい私はどれだけの靴が必要なのだろうか…。」と悩んだ話です。
玄関を掃除する時、一度靴を寄せてゴミを取って拭いてから、また靴を反対側に寄せてゴミを取って拭く。地味にめんどくさい!
壁収納はあるけれど、既に靴で埋まっていてもうこれ以上は入らない!しかも、色々あるけど結局履いてる靴は限られていて、「このエナメルのハイヒールなんて最後に履いたのはいつかしら?(とても気に入って買ったのだけれど、痛くて長時間は履けないし、馴染むまで履き込む勇気も無い、というか馴染むのかしら…)」なんてブルーな気持ちで掃除をします。
そして思いました。
「私、足は2本しか無いのに、いったいどれだけの靴が必要なのかしら?」
そして考えました。
「靴も、服みたいに分類して必要なものを揃えたら良いんじゃないかしら?」
そうすれば、リソースも無駄に分散しないで済みますしね!
ベーシックな靴
服と同様、ベーシックな靴を考えます。
まず、小市民の生活で求められるドレスコードは「フォーマル、平服、カジュアル」です。
フォーマルに履けない靴というのはありますが、カジュアルは正直なんでも良いでしょう。スニーカーでも良いし、デニムにハイヒールもありです。
というわけで、下記の3パターンと考えます。
- 黒いスムースレザーのミドルヒール(弔事対応)
- カラーのエナメルのハイヒール(慶事対応)
- 歩きやすいフラットシューズ
1. 弔事対応のミドルヒールはそのままで、黒いスムースレザーのミドルヒールはビジネスにも使えますし、あって困らないというか無いでは済まないのではないかと思います。
2. カラーのエナメルのハイヒールですが、ヒールの素材や形など慶事に使えるものにしておくと安心ですし、色はシャンパンゴールド系やヌードカラー が服にも合わせやすく使い回しがしやすいので楽です。
結婚式にお呼ばれ用の靴!とか用意しがちですが履きなれなくて足が瀕死になります…。
3. 歩きやすいフラットシューズはカジュアル過ぎないものを選んでおくと万能です!旅行やショッピングなど、いっぱい歩きたい時ってヒールは辛いので嫌なんです!
バレエシューズが思い浮かびますが底が薄くて足に響くし、足を固定しなくて疲れやすいので、私はスリッポンを愛用しています。
スリッポンというとカジュアルなイメージですが、スリムなラインのレザー製を選ぶとカジュアルになり過ぎません。
+αの靴
夏になればサンダル、冬にはブーツやファーモカシン などなど、流行りやシーズンで変わる靴もあると、それはそれで楽しいですよね。
また、雪国ではスノーブーツ、山ではトレッキングシューズなど、その機能を必要とする靴も無理に他の物で代用せずに用意するします。この手の物は下手すると死傷しますからね…。
3足あればOK?
YESでもNOでもあります。
3足を1日ごとに履き回すのであれば3足で足りますが、毎日よく歩くからフラットシューズにしたい!とか、毎日ビジネススーツで黒いパンプスを履く!という場合には同じセクションの靴を複数用意しておいて履き回す方が良いかもしれません。
ただ、一度履いたら1日か2日は休ませた方が良いと言われるけど、それは本革製でヒールや底を取り替えて長く使う前提の靴の話であって、廉価版の合皮などの靴ではそもそもワンシーズン物だよね、と思わなくもない…。
「生活感のない部屋に憧れて物を捨てたら、生活できなくなった。」というギャグもありますし、先輩は「断捨離してたらさ、1番要らない物に気付いたんだよね。」と恋人と別れた理由を語りました。
でも、本当に必要なものはさえあれば、意外と生きていけるし、本当に必要な物を選んでいくのも結構楽しいかも、と気づきました。
物を減らすことが目的でも、ミニマリストになりたい訳でもないのですが “洗練” していくのは素敵かも、と食指が動きます。
おろじ