小樽で遭難しかけた旅の備忘録
新千歳空港の国内線の保安検査所にて、荒ぶる妻とひたすら謝る夫、という中国人夫婦を見かけました。
『あんた!ここ違うじゃないの!』
『ごめんなさい。』
『こっちって言ったのに!ぇえ!!?』
『ごめんなさい。』
教養で北京語取っただけの私でも分かる夫婦喧嘩に、こっち!と国際線の方に向かった夫を引きずって国内線エリアに来たところで遭遇した おろじ です。
週末、札幌に行ってきました。
冬の北海道というと未知の世界なので服装など行く前に調べたのですが、あまり具体的な情報が無かったので、備忘録を兼ねて残したいと思います。
荷造り
コスメ類
荷物はなるべく少なくしたい派なので、いかに化粧品類をコンパクトにするかに血道をあげました。(持って行って持って帰る使わない分の重さに納得いかないんです笑)
そもそも、メイクは先日ご紹介したベーシックなメイクのみなのでメイク用品は少なめです。
また、今回は雪焼けを懸念して日焼け止めを夫の分も持って行ってあげます。(持って行きなさいよ!では忘れるんだな、これが。)
洗顔後の保湿はそもそもクリニークの黄色い乳液のみですし、荷物を減らすライフハックとしてはそんなに目新しいことはないですが、以下の通りです。
- 化粧落とし→シートを1枚だけジップロック
- 洗顔フォーム→ホテルのボディソープ
- 乳液→コンタクトケース(片側)
- ヘアミルク+ヘアオイル→コンタクトケース(片側)
- 拭き取り化粧水→コットンにつけてジップロック
- 日焼け止め(2人分)→コンタクトケース(両方)
- ルースパウダー→パフにつけてジップロック
- アイライナー
- マスカラ
- 口紅→チークにも流用
- シャンプー&マスク→ヘアサロンで貰ったサンプル
ポイントと言うほどではないですが、ソフトコンタクトケースは使い捨てにするので、1つのコンタクトケースに一回の一連のケアで使う物(乳液とヘアケア)をまとめて入れ、夜用と朝用にしました。
片方に乳液はふつうに一回分を入れ、もう片方には一回分のヘアミルクとヘアオイルを入れました。
ヘアミルクとヘアオイルはいつもは別々に使ってるんですが、今回は一緒に入れましたー!で、ヘアオイルだけはちょっと漏れました( ̄◇ ̄;)
ヘアミルクとちゃんと混ぜてたら良かったのかしら…。
夜の分と朝の分を別のジップロックに入れとくとガサゴソ仕分けしなくて良いので楽です。(ジップロックに入れてたのでオイル漏れの被害も最小限で済みました笑)
しかし、意外と、コンタクトケースは嵩張ったので、次はストローにしてみようかと思います。
服
今回は学生さんみたいなカジュアルな旅行にしたのでそんなにオシャレもしませんでしたし、一泊二日の弾丸北海道なのでインナーだけ着替える方式にしました笑
よって、荷造りするのはインナーだけです。
- ぱんつ
- ブラジャー(忘れて行った笑)
- 靴下
- インナー:無印のコットンウール
筒状にまとめる自衛隊方式?にするとコンパクトにまとめられて良いです。
こりゃ便利だわ!! 1泊分の着替えを片手サイズに収納しちゃうライフハック | ロケットニュース24
まとめ方はこちらのサイトに詳しくあって、男性用なんですが女性物も同じ物であれは同じように加工?できますので、よろしければどうぞ!
着ていった服
- ぱんつ(あたりまえだ。)
- ブラジャー(そりゃそうだ。)
- インナー:無印のコットンウール
- ジャージーズ暖スリムストレート 黒
- ユニクロ コットンカシミヤケーブルクルーネックセーター ワイン
- カナダグース(私のリーサルアーマーです)
- ストール(大きめのマフラー?柄はかわいいアクリル制 笑)
- スノーブーツ(スタトッドレス仕様のもの)
- リュック(革製大人め)
インナーはウール10%でとても暖かく、ヒー◯テックの様な身体の湿気を利用してあったかくなる系ではないので乾燥肌でも大丈夫ですし、蒸れない気がします。
ユニクロのコットンカシミヤ はカシミヤが5% なので真冬は寒いかも!!?と思いましたが、寒い所は部屋の中が暖かいですし、リーサルアーマー・カナダグースがあるので大丈夫だと踏んでコレで行きました!(寒かったら、UNIQLO行けば良いんだよ!)
で、実際のところ、大丈夫でした!
暖かいし歩き回っても蒸れずに快適でした!
そもそも、観光に行くと外でずっと立っているということはそうそうなくて、歩き回りますよね?
いちおう貼るホッカイロも持っていったのですが、全然使いませんでした!流石に北国のハード面の防寒はすごいです!
札幌駅の駅ビルなんかもフラフラしてたのですが、北海道民と思しき方々は軒並み薄着でした!(シャリシャリのアイスバーンの上をハイヒールで颯爽と歩いていらっしゃるマダムも居ました…、浮いてる、のか?)
“雪まつりコーデ” が炎上しましたが、意外とかなりの薄着の方が多く、車の方とかはそんなに防寒が要らないのと、寒さに慣れておられるのかと…。
大正解だったこと
- 念入りに防水スプレーしたスノーブーツを履いて行った!(スキー場に行くと思ってください…。)
- リュックで行った!(両手が空くとバランスが取れる!斜めがけだと回って来ちゃうので、リュックの方が安心でした!)
- ご飯屋さんを調べてから行った!(行ってから色々見る派なのですが、飲食店がありそうな場所やお店に当たりを付けておくと路頭に迷わず安心です。夕食は予約しました。)
- カナダグースに防水スプレーをして行った。(雪や小雨に会いましたが、直ぐに落とせました。)
- フードに毛をつけて行った。(東京では要らないので外していましたが、雪の中でフードの中に毛が入って来ず良かったです。ちなみに帽子は使いませんでした。)
微妙だったこと
- 革の手袋で行ったのですが、要らなかったかも?着けずに袖に手を引っ込めていました。転んだ時のことを考えると、フワフワめの物をしたほうがよかったかも。
- ストールが邪魔だった!というのも、顔を隠すように巻いてカナダグースの前を閉めたかったんですけど、おおばしすぎて前が閉めきれなくて苦労しました笑 外に出ていると雪にまみれて凍りかねないので、ネックウォーマーやスヌードの方が良かったです。
小樽で遭難しかけた話
2日目、早起きをして旧道庁などをチラ見しながら札幌駅までお散歩し、小樽に向かいました。
トンネルは抜けませんでしたが、着いた所は雪国でした。
いや、札幌も雪国ですけどね?札幌って北海道の東京と言われるだけあって大都市ですから雪ハネもしてありますし、私が行った時は雪もチラつく程度でした。
しかし、小樽は凄かった!
時折やみましたが視界が悪くなるほどの雪が降りましたし、というか、その辺雪だらけで、足元は降った雪が踏み固められて、まるでスキー場でした。
固まった雪の上に新たに降った雪がズルズル滑るので、スノーブーツどころかスパイクみたいなの着けた方が良かった気がします。
平地は大丈夫なのですが、ちょっと凸凹があるとズルズル滑って、もう、ほんと、狂牛病発症した牛みたいになりました。
というのも、小樽駅から運河沿いを歩いて、隣駅の南小樽駅から電車に乗ったのですが、南小樽駅の直ぐ近くがかなりの急坂なんです…。
「尾根や海岸段丘崩す工事したんだから!ここまでやっといてよ!」と文句を言いながら登りました…。
なんか、文字ばっかりですね…。
折角なので、小樽の写真を載せておきます。
おろじ