時短のカギは眉毛にあり!?
先日、格安航空の飛行機に乗りました。
ドリンクサービスやCAさんのお手伝いが基本的には無かったりするためか「サービスが悪い!」と一部に不評ですが、特に不満な点も無く快適でした。
確かに、座席は狭い?かしら?とは言っても、ちびっ子な私は特につっかえないので問題もなく…。
「安全に離着陸する事だけが提供されるサービスです!」と潔いコンセプトですが、ただ一つ、エチケット袋は各座席にサービスされていました。
まぁ、そりゃそうだよね、と改めてエチケット袋の重要性を認識した おろじ です。
今回は眉毛の話をしたいと思います。
眉毛って顔を作る上で重要な気はするけど、どうして良いのか分からなくないですか?
細いのも太いのも流行り流行るし、雑誌なんて毎号言ってること違うんじゃない!!?
細いのも太いのも流行るけど、流行りに乗っかってみてもヤンキーになるか柴犬になるか…みたいな究極の選択です。
小鼻と目尻の延長とか言われても再現性無いですし、朝の忙しい時にじっくり自分の眉毛と向き合うなんて無理です!
人それぞれやり方とかあると思いますし、顔の形も何もかも違うので「私のやり方でやれば間違いない!」なんて言えませんが、私のやり方をご紹介したいと思います。
道具
- ハサミ(眉毛用など先丸反り剪刀がベター)
- 毛抜き
- 眉毛ティント(剥がさない塗るだけのもの)
ハサミは眉毛用ではなくても大丈夫かと思いますが、先が丸くなって居る反り剪刀の方が安全だと思います。先が尖って居るものは皮膚に引っ掛けたりして危ないかも…。
毛抜きは特にこだわりはありません。
毛が抜ければ良いんです。(笑)
ティントは剥がすタイプではなく、普通の筆のアイブロウの様な形の物を使用しています。(ミシャ/マルーンブラウン:ちなみにセピアの方は落ちるのが早い気がするのと落ちると赤っぽくなるので使ってません。)
2種類のお手入れ
私の眉毛のお手入れは2種類、構築と維持です。
まず、構築は伸びた毛を切ったり抜いたりして眉毛のラインを整えたり、眉毛の形を変えたりする時に行います。
次に維持はその名の通り眉毛を維持する為で、メイク落としや洗顔料との兼ね合いなのか、触った事によって表面の染まった角質が除去されるからなのか、まだらに薄くなった部分にお風呂上がりに保湿の前にチョチョイと書き足します。
メイク落としも洗顔も保湿も、眉毛にがっつり触ることを避ければ、ティントが全部取れて眉毛のラインが無くなることはありませんので、最初からやり直さなくてよくて楽です。
構築
要するに大掛かりなお手入れです。(当人比 笑)
先日、ベーシックなメイクの話でもご紹介した方法で行えば、 “すごく変な感じ” にはならないと思います。
コツは一気に段階を進めないこと!
“書く” という動作は “消す” 事によってキャンセルできますけど、毛を “切る・抜く” という動作は伸びてくる・生えてくるまで待たねばならず、辛いです笑
ですので、眉毛の候補を書いたら一旦鏡から離れて少なくとも上半身全体は見た方がいいと思います。
というのも、メイクをする時の様に近くで見ると顔がハッキリと濃い目に見えて眉毛を細く整える傾向にあり、そうすると離れて見たときに顔が薄く見えますので、「なんか薄幸そう、生気が感じられない、ぼんやりとしている。」という印象になる場合はだいたい眉毛が細過ぎるか薄過ぎるかのどちらかです。
構築のプロトコル
器具:アイブロウペン、ハサミ、毛抜き、鏡、スクリューコーム(あれば)
- 限界まで眉をひそめ、眉下のラインを眉尻から眉頭まで直線で引く。一気に線を引こうとせず、眉尻から少しずつ描いて行くとブレづらいです。イメージは岡崎フラグメント。
- 限界まで眉を引き上げて眉山の位置を決め、眉山を起点に眉頭と眉尻に線を引く。
- 眉の力を抜き、1と2で決めた線を基に*形を整える。塗り潰しておいてください。
- 鏡から離れて上半身全体を見て、違和感が有れば修正する。無ければ、そのまま1時間程度放置する。ちょっと時間が経つと、見え方が変わってくることも…。
- 指(あればスクリューコーム)で毛を真下方向に流し、アウトラインからはみ出る物をアウトラインに沿って切る。
- 4と同様に今度は上方向に流してカットする。
- アウトラインから明らかにはみ出た毛を抜く。この時、はみ出てるか判断に迷う毛は抜かずに短めにカットしてください。判断基準としては、毛の根元がアウトラインの外で有れば抜いても大丈夫です。
*眉頭は眼窩の骨をガイドに描くと自然に書けます。あとは、「どうせボカすし!」という開き直りが大事です。
ちなみに、眉毛の真ん中の方の毛は切ったりしていません。どんなに気をつけて切っても、毛先を切り揃えてしまって妙にハゲっぽくなったりするので、やめました。
維持
次に維持はその名の通り眉毛を維持する為で、メイク落としや洗顔料との兼ね合いなのか、触った事によって表面の染まった角質が除去されるからなのか、まだらに薄くなった部分にお風呂上がりに保湿の前にチョチョイと書き足します。
メイク落としも洗顔も保湿も、眉毛にがっつり触ることを避ければ、ティントが全部取れて眉毛のラインが無くなることはありませんので、最初からやり直さなくてよくて楽です。
なぜティントなの?持ちは?
理由は簡単。楽だからです。
朝起きて眉毛が、眉尻があるんです。
こんな楽なことありますか!?
でも、正直、モチはそんなに良くないです。
しかも、アイブローで書いたようなクッキリした眉毛がキープされるわけではないので、メイクの時にパウダーペンシルで描く必要があります。
でも、下書きがあるんですよ!
ササッとなぞれば眉毛完成です!
これで、「朝、眉毛が決まらなくてジタバタする問題」から解放されます。
そういえば、眉毛ティントで色素沈着するとか言う都市伝説があるんだそうですね。笑
色素沈着は摩擦などの物理的刺激などに対抗するために皮膚細胞がメラニンの生成を増やした結果、皮膚の色が濃くなる現象であって、皮膚表面に塗ったものが染み込んで取れなくなるという現象じゃありません。
色素沈着が「(化粧品の)色素(が塗った所に)沈着(する)」だという信仰って一体どこから広まったんでしょうね…?
「メイク落としの時に擦りすぎてもダメ!」なんていうのも聞きますが、レスリング選手などが膝をついて激しい動作の中で摩擦を繰り返した場合などに報告されるもので、皆さん、そんな勢いで顔洗ってるんですかね…。
おろじ