オロジストはすぐに忘れる

アカデミアから抜け切れない理系女子(笑) が備忘録的に書くブログ

〔スーツ〕カプセルワードローブ構築計画

「日本って、寒くなる前に冬が終わるよね!」と余裕をかましていた同僚(ロシア人)が風邪でダウンしました。

「夏でも風邪引くでしょ!」と苦しい息の下から供述しているそうです。

一方私は、かれこれここ十数年、風邪をひいていません。

やっぱり、馬鹿なんでしょうか。

おろじです。

 

 

 

 

 

カプセルワードローブ構築計画の詳細(各々のアイテムについて)を書きたいと思います。

最初はスーツです。

 

スーツに求めるもの

前にも言いましたが、職場に服装についての規定はなく、基本的に “お巡りさんに捕まらずに職場まで来られる格好” であればいいそうで、夏にはアロハシャツ、冬には着る寝袋が現れます。(でも、男子の半ズボンはダメ!)

慣例として、私の職種はデニムは履かない事になっているので、デニムは避けます。(デニムのスーツなんて見た事ないけどね!)

現実的な条件としては以下にしました。

  1. 家で洗えてシワになりにくい
  2. 黒っぽい落ち着いた紺色
  3. ノーカラーのテイラード+ペンシルスカート
  4. スカートにポケットがある

 

  1. いちいちクリーニングに頼むのも受け取り忘れたりして大変ですし、ヘビーユーズするつもりなので家で洗えるのは必須で、デスクワークが多いので、シワになりにくいことも大事です。
  2. はベーシック服なのでベーシックな色であることが必須で、白、黒、灰色、紺、ベージュから選ぶ訳ですが、汚れやすそうな白とベージュを避け、大人の事情で黒もやめておき、おっさんっぽくなりかねない灰色も回避したため、となりました。
  3. は、背広っぽく(マニッシュに)なり過ぎず、しっとりした大人の女性っぽくなるようにノーカラーのテイラードとペンシルスカートにしました。(ジャケットの形については後ほど詳しく…。) ジャケットとスカートを別々に使ったりもするつもりなので、単独でも変じゃないものを選びます。
  4. スカートのポケットは地味に必要です。携帯類を最大で3台持っていなきゃいけない時がありますし、ちょっと入れておくのに便利なので譲れません!(しかし、メンズと違ってなぜかレデースにはポケットが極端に少ないですよね…。)

 

導入した実物

サイズ的な問題などからビスポークも覚悟していたのですが、ビスポークもビスポークでレディースはあまり扱っておられず困っていたのですが、既製品で理想的な物に出会えました!(めんどくさがらずにお店巡りもするもんですね!)

何店か回りましたが、BOSCHの「エステル2WAYストレッチノーカラージャケット」とそのスカートにしました。エステル2WAYストレッチノーカラージャケット | TOKYOSTYLE

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写真は公式ページから引用

  1. 素材がポリエステルで、お家で洗えますしシワにもなりづらそうです!
  2. 色はかなり黒っぽい紺で、とても落ち着いた良い色です。(右のモデル着用のものはおそらく黒だと思います。)
  3.  デザインもノーカラーのディラードジャケット+ペンシルスカートで理想通りです。
  4. しかもスカートにポケットがあるんです!前にも後ろにもちゃんとあって、スラックスがスカートになったような感じ!iPhoneなどをちょいと入れておけます!素晴らしい!(ポケット無いスカートってホント不便!私が世界征服したらスーツのスカートにポケットを必須にする法律つくります!)

 

実際に着た感じ

着た感じと言いながら、大人の事情で着画はありません。(部屋が、ちょっと、尋常じゃなく本が積み上がってまして…笑)

着心地、良好です!

上下とも裏地がしっかりと付けられており、スカートもペチコートなどは必要なさそうです。

ジャケットですが、デザイン的なものとストレッチ素材なのもあって肩周りなども苦しく無いです。

ストレッチ素材なのですがペラっとした感じもなくハリ感があり、ややテリ感?というかツヤ感?というか、透明感?があります。(なんだそりゃ。もちろん、ウールも素敵ですけど、ウールだとマット感?が少し重く見える時があり、大人っぽ過ぎて着られてる感が出てしまうことが…、身長が(調子が良いと)153cm 位と小さめなので、ゴツい素材は苦手なんです。)

スカートですが、少しハイウエストめのペンシルスカートで、丈が絶妙なんです!

立っていて膝がちょうど隠れ、座っても膝丸出しにはならないので、大人っぽく上品な雰囲気になり、後ろにスリットがあるので足さばきも良いです。

腰からお尻、脚のラインがシュッとして見えるので、背が高そうに見えます。高そうにね笑

ただし、フラットシューズよりは少しでもヒールがある方が良いかも知れません。

これは私の身長の問題なんですけど、フラットシューズよりヒールを履いてちょっとお澄まししてた方が大人っぽくまとまりそうです。

 

ジャケットへのコダワリ

 ファッション的(審美的)なコダワリでは無く、構造的なコダワリというか必要性があるんです。

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 過去の記事でも載せた図ですが、体前面の赤い線に注目して下さい。

そもそも肋骨のrが大きいうえに乳房にボリュームがあるので、身体の厚みがなかなかのものです。

ジャケットを着て「肩周りがキツイわ!」と思った時、腕や肩周りが太いと疑いませんか?

でも、ちょっと待ってください!服の前を前方に引っ張った時、キツくなるのはどこですか?背中でしょ!

胸に引っ張られて、肩や背中がキツくなってるだけなんです!(いや、二の腕細いとは言いませんけど…。)

クルーネックのジャケットは、ウエストから首下まで胸部を覆ってしまい、胸の居場所が無いと背面のスペースを無理矢理に融通させることになるため、背中や肩が動くために本来あるはずの余裕が無くなります。(そりゃきつい!)

テイラードジャケット(背広っぽいやつ)は最初のボタンの位置が低いものであれば、胸部が開いているので、前身頃が浮く(開く)ことによってクッションされます。

しかし、襟がちょっと曲者なんです…。

襟には芯が入ってて硬めでしっかりしていて、形がある程度決まってるので、型崩れで妙な胸パカを起こします。

一方、今回紹介したようなノーカラーのジャケットですと、襟がない分もう少し許容範囲が広いです。

カーディガンも、クルーネックはまず難しく、Vネックの方が良いですよね。

 

 

 

と言うわけで、ベーシックなスーツをご紹介しました。

ただ、ポリゆえに静電気は起こりそうなので、静電気防止スプレーは必要かもしれません。(あったかな?買っとかなきゃ…。)

 

 

 

 

おろじ